指導方針
学年混合で指導します(学校や家庭と異なる教育環境を創出し、江戸時代の寺小屋のように少人数で、異なる学年の生徒を同時に指導します:シェアリング・スクール)。
シェアリング・スクールでは、学年の違う子どもたちが、それぞれの長所をシェアリングして、切磋琢磨することができます。
科目としては、さんすう・数学などを中心に指導します(他の科目にも対応します)。
希望に合わせて、自由な時間に、1時間から1時間半程度/回、指導します。
指導方法
タブレットの活用
広島大学の平嶋教授等によって開発された数式から文章題を作る算数の学習ソフトを活用して、株式会社ラーニングエンジニアリング(広島市、広島大学発ベンチャー)の指導のもとで、子ども達の
1.タブレットやスマートフォンなどの機器の利活用能力の向上
2.自己評価力の向上
3.コミュニケーション力や思考力、表現力の向上
を目指します。
プログラミングの指導
文部科学省の無料ソフト「プログラミン」を活用してプログラミングの基礎を学習します。
学習障害(算数障害等)や不登校への対応
エジソン、アインシュタイン、レオナルド・ダビンチも軽度の発達障害を持っていたと言われます。
これまでの25年以上の経験を踏まえ、軽度の学習障害や不登校の児童・生徒への学習指導を、家庭教師という形で行います。
文部科学省によれば、学習障害とは、基本的には全般的な知的発達に遅れがないものの、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する、または推論する」能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態のことです。
また、学習障害は、現れる困難な状態が一人一人異なりますので、それに対応した指導が必要で、多くの失敗や叱責等の経験により、自分の能力を発揮できず、あらゆる面で意欲を失っている場合が多く、自力でやりとげた経験を積んで、自信を取り戻させるような指導方法が求められます。
特に、他者の表情や会話に含まれる言外の意味やその場の雰囲気等がわからないため、友達との人間関係がうまく作れないこともあり、ソーシャルスキルトレーニングと呼ばれる社会生活上の基本的な技能を身につけるための学習やストレスマネジメントと呼ばれるストレスへのよりよい対応の仕方を学ぶ必要があると言われています。
国立特殊教育総合研究所によれば、児童生徒のつまずきに速やかに気付いて個に応じた指導をすることが可能なチームティーチングの活用や、集団の中では落ち着きがないため一斉指導では学習に集中できない児童生徒に対する個別指導が効果を上げたことが報告されています。
とりわけ、それぞれの児童生徒の認知能力の特性や学習の仕方に配慮して個別に指導計画を設け、苦手な分野の学習にも長所を生かせるような指導が重要であること、具体的には、
①教材の種類とその示し方、ノートの取り方の指導等の工夫が大切であること
②読み書き計算と強い関係のある、文字、記号、図形の認知等に配慮した指導や手指の巧緻性を高める指導も有用であること
③「書くこと」や「計算すること」が特別に困難な場合には、ワープロやコンピュータあるいは電卓など、本人が取り組みやすい機器等の併用が効果的であることなどが報告されています。